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Rio Tinto 中国の大手電力会社とモンゴルの銅鉱山でバッテリー交換式トラックの試験運用開始

2025/10/31 16:48
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Rio Tinto 中国の大手電力会社とモンゴルの銅鉱山でバッテリー交換式トラックの試験運用開始

世界的な資源大手のRio Tinto社は10月27日、中国五大電力会社の一つであるState Power Investment Corporation Limited(SPIC, 国家电力投资集团有限公司) Qiyuanと共同で、Rio社が銅事業を行なっているモンゴルのオユトルゴイ(Oyu Tolgoi)銅鉱山にてバッテリー交換式トラック技術の試験運用を開始したことを発表した。

 

本試験はRio社にとって、露天掘り採掘作業におけるバッテリー交換式電気運搬トラックの初導入であり、同社のスコープ1およびスコープ2のカーボンフットプリントの最大の要因の一つである“鉱山運搬車両からの排出量”を削減するにあたって必要となる費用対効果の高い技術と運用ノウハウの開発に向けた重要な一歩であると述べられている。

 

バッテリー交換式とはすなわち、固定充電施設での車両自体の充電を必要とせず、バッテリーを交換することで運転可能となる技術・システム。バッテリーはバッテリー交換ステーションにて7分未満で交換可能だそうで、これにより従来の充電によるダウンタイムが最小限に抑えられ、設備効率が向上する。Rio社でグローバル設備・ディーゼル移行担当ゼネラルマネージャーを務めるBen Woffenden 氏曰く、“中国では広く普及している最先端の技術”であるそう。

 

RioとQiyuanが過去1年間に納入・設置したもの、量は以下の通り。91トン積載のTonlyトラック8台、合わせてバッテリー13基(各800kWh)、バッテリー交換ステーション、固定式充電器、関連インフラ。試験運用が開始されたことで、Rio社はオユトルゴイ鉱山においてバッテリー式電気トラックと交換充電システムの運用・保守に関する実践的な知見を得られることになる。

 

なお、試験運用は2026年末まで行われるそうで、Rio社がこの低排出技術の社内での導入拡大機会を特定する一助となるものと考えられている。同社が全世界で使用している700台のダンプカー(haul trucks)のうち、約100台が中小型クラスで、現行世代のバッテリー交換式技術導入の可能性があると述べられている。

 

 

 

(IRUNIVERSE A.C.)

 

 

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