日本製鉄は15日、九州製鉄所八幡地区における「高炉プロセスから電炉プロセスへの転換」プロジェクトの着工に際し、八幡地区構内にて起工式を執り行ったと発表した。
同社は2021年3月に公表した「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」において、「大型電炉での高級鋼製造」「水素による還元鉄製造」「高炉水素還元」の3つの革新技術を用いたカーボンニュートラルの実現を目指しています。このうち、「大型電炉での高級鋼製造(高炉プロセスから電炉プロセスへの転換)」について、九州製鉄所八幡地区、瀬戸内製鉄所広畑地区、山口製鉄所(周南)の3拠点において新増設・改造&再稼働を実施している。
九州製鉄所八幡地区における「高炉プロセスから電炉プロセスへの転換」は、大型電炉での高級鋼一貫製造・量産システムを世界で初めて実現するプロジェクトとなる。
起工式には来賓として星野光明九州経済産業局長、服部誠太郎福岡県知事、武内和久北九州市長らも出席した。
日本製鉄常務執行役員九州製鉄所の中田昌宏所長は、「九州製鉄所は大型電炉での高級鋼一貫製造体制を構築し、八幡地区・大分地区一体となって、カーボンニュートラル時代において世界をリードする生産拠点の実現に挑戦している」としたうえで、「本プロジェクトの実現にあたっては、官民による連携のみならず、地域の皆さまをはじめとする関係ステークホルダーの幅広いご理解とご協力が不可欠となる」とコメントしている。
(IRuniverse K.Kuribara)