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ニッケル価格、2倍に高騰も!? インドネシア基準価格の改定で、同国鉱山協会が予測

2026/04/17 20:03
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ニッケル価格、2倍に高騰も!? インドネシア基準価格の改定で、同国鉱山協会が予測

 インドネシア鉱山協会(Perhapi)は4月16日、ホームページ上で、4月15日からの同国の鉱物資源ベンチマーク価格(HPM)改定により同国の「ニッケル鉱石価格が100%超上昇する可能性がある」とのスディルマン・ウィディ・ハルトノ会長の話を公表した。国際市場価格や加工品・精錬価格にも影響してくる可能性がある。

■廉価な輸入品から自国産業を防衛

 

プレスリリース:Kenaikan Harga Patokan Nikel Dinilai Tekan Smelter, ESDM Respons – PERHAPI

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 Perhapiは米ブルームバーグ通信の記事を転載する形で公表した。それによると、新HPMで産出する低品位ニッケル鉱石またはリモナイトの価格には、これまで含まれていなかったリモナイト鉱石中のコバルト含有量が考慮されるため、以前に比べ100%以上上昇する可能性があるという。

 

 インドネシアのHPM改正はニッケル以外にもボーキサイトやコバルト、鉛などを対象とする。ニッケル鉱石に関しては、フィリピンやニューカレドニアなどからの廉価な輸入品に対抗するのが目的だ。国内価格を保証し、採掘企業の利益確保を目指した。

 半面、原材料であるニッケル鉱石価格の値上がりは、同国が推進する加工業にはコスト増加要因となる。さらに最近は中東戦争による硫酸価格の急騰がニッケル加工業のコスト負担にもなっている。スディルマン会長は、「低品位ニッケル鉱石やリモナイトの価格が100%超上昇した場合、高圧酸浸出(HPAL)方式のニッケル精錬所が最も大きなコスト圧力を受ける」と述べた。

 

 

■インドネシア変更の国際市場への影響はまだ

 インドネシアはニッケル鉱石の輸出は禁止している。ニッケル鉱石の国際価格は、中国国内の価格が4月8日に仲値$1095/tonを付けた。ロンドン金属取引所(LME)での精錬品価格は4月15日に高値$1万8075/tonと節目の$1万8000台に乗せ、値上がり傾向ではある。ただ、ニッケル銑鉄(NPI)価格は中国で値下がり。インドネシアの基準値改変が国際価格に影響したとはまだ言えない。

 

過去3ヶ月間のニッケル鉱石価格の推移(1.8min CIF China)($/ton)

過去3か月間のLMEニッケル($/ton)と中国のニッケル銑鉄価格の推移(NPI content 10-15% China)(RMB/Nickel/MTU)

 

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(IR Universe Kure)

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