米国務省と欧州連合(EU)は4月24日、それぞれのホームページ上で、「重要鉱物に関する戦略的パートナーシップに関する覚書に署名した」と発表した。重要鉱物の供給網強化に向けた行動計画もまとめ、最低価格制度などの貿易措置制定を検討する。(写真は米国務省の発表資料から)
プレスリリース(EU): EU and US launch strategic partnership on critical minerals
欧州貿易経済安全保障担当委員のマロシュ・シェフチョヴィッチ氏が訪米し、マルコ・ルビオ国務長官と会談した。中国が精錬を中心にレアアース生産を一手に握ることで低価格のレアアース製品が世界に出回り、中国による資源の武器化に結びついている現状を問題視した。ルビオ氏は中国を名指しはしなかったが、「これらの資源の過度な集中、つまり1─2カ所に支配されているという事実は容認できないリスクだ」と指摘した。
一方、シェフチョヴィッチ氏はグリア米通商代表部(USTR)代表とも会談し、「重要鉱物のサプライチェーンをゆがめてきた非市場的な政策や慣行」に対応する必要があると話した。最低価格制度の導入は2026年内を視野に入れているという。
レアアースの最低価格は米国が2月に開催した「重要鉱物サミット」でも議題となった。
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(IR Universe Kure)