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2026年5月LME銅相場&国内銅建値の推移 高値圏定着 AI需要と米国向け流入が支援

2026/06/01 12:30
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2026年5月のLME銅相場&在庫、国内銅建値の推移は以下表の通り。

基準となるLME銅相場の動きは大幅反発。月前半は米国のAI・半導体向け需要期待や中東情勢を背景とした供給不安、COMEX銅の急騰を受けて上昇基調を強め、13日にはCASH14,097.0ドル、3M14,140.0ドルと史上最高値圏まで上昇した。その後は利益確定売りや米・イラン協議進展観測を受けて調整したものの、月末にかけても13,500ドル台を維持し高値圏で推移した。 
月初は一時1万2,800ドル台まで下落したものの、中国株の反発や米ハイテク株高を背景に急速に切り返し、5月第2週には一時14,153ドルまで上昇。COMEX銅では米国向け輸入需要や関税観測を背景にNYプレミアムが拡大し、LME在庫から米国向けへの現物流出観測も相場を押し上げた。月後半は米金利高や利益確定売りで伸び悩んだものの、LME在庫減少と需給引き締まり観測が下支えとなった。 
月間平均はCASH13,507ドル、3M13,564ドルとなり、4月平均(CASH12,891ドル、3M12,970ドル)に対してそれぞれ616ドル高、594ドル高と大幅に水準を切り上げた。 セツルメント月間LOWは6日CASH13,351.5ドル、3M13,412.0ドル。HIGHは13日CASH14,097.0ドル、3M14,140.0ドル。LME銅総在庫は月初39万8,675トンから月末38万9,425トンへ減少し、需給の引き締まり感が継続した。
キャンセルワラント比は前月17%から30%に急上昇、プレミアムを追ったCOMEXへの流出を示現した。

 

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LME銅相場セツルメント($/トン)推移 3カ月

 


為替円(USD TTS)
5月のドル円は、米金利高やFRBの利下げ慎重姿勢を背景に円安基調が続き、月後半には160円台を定着させた。中東情勢や米経済指標に振られながらもドル買い優勢の展開となり、月間HIGHは28日の160.66円、LOWは7日の157.38円。ただ月平均は前半での介入により159.38円となり、前月平均160.33に対しては95銭円高水準で推移した。円安は国内非鉄建値の押し上げ要因となった一方、160円台では介入警戒感も意識された。


 

国内銅建値
国内銅建値は5月を通じて大幅上昇した。月初は連休明けの7日に、前週までの円高進行を反映して50円引き下げの2,180円へ改定されたものの、その後はLME銅の急反発とドル円の円安進行を背景に上昇基調へ転換。11日に2,210円、12日に2,270円、14日には2,310円へ引き上げられ過去最高値を更新した。
その後はLME銅が1万3,500ドル前後の高値圏で推移する中、18日に2,240円、20日に2,220円へ調整したものの、22日には2,250円へ切り返し。月末は改定なく2,250円で推移した。
COMEX銅の急騰やNYプレミアム拡大による米国向け需要集中、LME在庫減少が相場を支えた一方、ドル円も月後半に160円台へ上昇し国内価格を下支えした。月間を通じてみれば、LME銅の史上最高値圏への上昇を映し、国内建値も過去最高圏で推移した月となった。
月間平均は2,244.10円となり、前月平均2,142.0円に対して102.1円高と大幅に上昇した。

LME銅相場($/トン)・国内建値(JPY/kg)推移1カ月

 

(2026年4月から2026年5月のLME銅相場&在庫の推移)


  (為替相場推移一覧)


国内建値推移(JPY/Kg)

 

 (IRUNIVERSE S. Aoyama)

 

青山 雫

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