三協立山は18日、三協マテリアル奈呉工場で進めていたスクラップ専用溶解炉導入に伴う増築工事が完成し、同日より新溶鉱炉が稼働を始めたと発表した。2030年度の目標として掲げている建材向けアルミリサイクル率80%の実現に向けた計画の一環。投資額はおよそ20億円。
発表によると、建屋は鉄骨造り地上2階建てで、増築分は 963㎡。導入した溶解炉は①不純物を除去する前工程などを備えている。2030年度における建材向けアルミリサイクル率80%の実現に向け、取組みに弾みをつける(建材向けアルミリサイクル率:2025年5月期実績54%)
同社では「今回の増築により、当社として初めてとなるアルミスクラップ専用の溶解炉の設置を実現した。本設備は、脱炭素・循環型経済の実現に向けたアルミリサイクルの取り組みにおいて、中心的な機能を担うものである。高い生産性を保ちながら、アルミのリサイクル率を向上させ、地域の産業振興と発展に貢献していきたい」としている。