電炉大手T社の「長期環境ビジョン」は低炭素化促進に乗じた野望
2017/07/07 12:33
電炉大手T社の2050年に粗鋼1,000万トン宣言は国内外に大きな話題と波紋が広がっている。これに対して一言物申したい、ということでIRUNIVERSE/MIRU.comにタイムリーに寄稿されたのが以下である。
2050年に80%のCO2削減をめざす世界共同声明から米国トランプ大統領は脱退を宣言した。米国は石油生産国であり、自動車立国でもある。先進工業国でも特殊事情があり、決して炭酸ガス削減に反対しているわけではないと理解したい。
一方、日本は脱退せず、この目標達成に方策をたてて実施していかなければならない。
関連記事
- 2025/06/16 東京製鐵 2025年7月契約売出 2カ月連続の全品種据え置き
- 2025/06/16 元鉄鋼マンのつぶやき#118 「サンチョウサカタ」
- 2025/06/16 東京製鐵の鉄スクラップ調達価格(6/16)
- 2025/06/15 中国鋼材在庫(6/13):5週間連続で減少
- 2025/06/14 日本製鉄: USスチール買収計画、トランプ大統領パートナーシップ承認
- 2025/06/13 Fe scrap watch2025#8 令和の構造的スクラップ業界、流通問題を考える
- 2025/06/13 レゾナック、日本製鉄他 排出 CO2 の有効活用によるグリシン製造研究開発が、NEDO 採択
- 2025/06/13 元鉄鋼マンのつぶやき#117 ぬかみそ煉瓦 耐火物のリサイクルについて考える
- 2025/06/12 三菱重工、子会社がマレーシアに還元鉄工場を建設へ 現地企業と合弁、年産200万トン
- 2025/06/12 JFE HD:京浜地区の土地利用転換に関して見学会を開催