低炭素社会を実現するには電炉鋼材or高炉材?新たな争点で思い起すいつか来た道①
2017/09/27 15:39
80年代、高炉の王者、鉄の王者、新日鉄と電炉メーカーの東京製鐵が演じたH鋼戦争を鉄鋼業界で知らない人はいないだろう。どこの電炉メーカーも踏み込んだことのない高炉の牙城(市場)に単独で切り込む姿勢は東京製鐵ならではであり、どこの業界団体にも属さず(一時期は鉄鋼連盟に属していたが)、独自の理念、ポリシーを貫く姿勢は当然のことながらアンチもいれば熱烈な東鐵ファンが存在することも事実である。そして21世紀の現在、環境対応の鋼材について今また新日鉄vs東鐵の戦いが熱くなっている。
関連記事
- 2025/05/01 鉄鋼需給(25年3月)
- 2025/05/01 輸出鋼材のスプレッド(25年3月):スプレッドまちまち
- 2025/05/01 日中ホットコイル輸出価格比較(25年3月):価格差縮小
- 2025/05/01 日本製鉄:AM/NS CalvertとAM/NS Indiaの25/12期1Q業績を発表
- 2025/05/01 元鉄鋼マンのつぶやき#102 受け皿としての大学、旗振り役としての大学
- 2025/04/30 共英製鋼:25/3期の決算説明会を開催(26/3期業績予想)
- 2025/04/30 共英製鋼:25/3期の決算説明会を開催(25/3期実績)
- 2025/04/30 欧州からの風:2025 April「EU使用済自動車規則案:揉めるプラスチック再生材含有ターゲットの行方は?」
- 2025/04/30 大和工業:25/3期は減収減益となったが、26/3期は減収経常増益へ
- 2025/04/30 中国鉄鋼PMI:4月は鉄鋼は3ヵ月連続上昇、新規受注は2ヵ月連続上昇