低炭素社会を実現するには電炉鋼材or高炉材?新たな争点で思い起すいつか来た道①
2017/09/27 15:39
80年代、高炉の王者、鉄の王者、新日鉄と電炉メーカーの東京製鐵が演じたH鋼戦争を鉄鋼業界で知らない人はいないだろう。どこの電炉メーカーも踏み込んだことのない高炉の牙城(市場)に単独で切り込む姿勢は東京製鐵ならではであり、どこの業界団体にも属さず(一時期は鉄鋼連盟に属していたが)、独自の理念、ポリシーを貫く姿勢は当然のことながらアンチもいれば熱烈な東鐵ファンが存在することも事実である。そして21世紀の現在、環境対応の鋼材について今また新日鉄vs東鐵の戦いが熱くなっている。
関連記事
- 2025/08/04 日本製鋼所:25/12期2Q決算を発表、業績見通し据え置き
- 2025/08/04 JFE HD:26/3期1Q決算説明会を開催。業績見通し据え置き/GOの能力増強を発表
- 2025/08/04 中国の電炉と高炉の採算比較(8/1)
- 2025/08/04 中国内の人造黒鉛電極価格(8/1):6週間ぶりに軟化
- 2025/08/04 東京製鐵の鉄スクラップ調達価格(8/4)
- 2025/08/04 海外の鉄スクラップ価格(8/1)
- 2025/08/04 POSCO:25/12期2Q決算を発表
- 2025/08/04 欧州からの風:July 2025 「ドイツ、遠隔操縦車両の公道走行を認める新規制を制定」
- 2025/08/03 日中ホットコイル輸出価格比較(25年6月):価格差拡大
- 2025/08/03 鉄鋼需給(25年6月)