米AF&PA発表による昨年の米国古紙回収率は前年比マイナス
2018/05/15 09:42
米AF&PA(全米林産物製紙協会)が発表した統計データによれば、昨年の米国内の古紙回収率は前年の67.2%を下回り65.8%に下落した。古紙消費量7,726万9,000トンに対し、約5,082万2,000トンがリサイクル用として回収された。回収率下落要因の一つとして、中国向け古紙輸出が中国政府の規制対象となったことが挙げられる。ちなみに同協会は2020年までに回収率の70%超えを目指している。
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