“予想外”が相次ぐ南米各国の大統領選-腐敗で政治に愛想尽きた市民がカギ握る
2021/04/14 17:00
エネルギー関係で働く人なら知っておいたほうがよい選挙が先週末に行われた。南米エクアドルとペルーの大統領選である。エクアドルの決選投票では右派の元銀行頭取、ギジェルモ・ラッソ氏(65)が勝利した。一方、ペルーでは「極左」とも称される学校教師、ペドロ・カスティーロ氏(51)が得票率でトップとなり、2位に付けた右派のケイコ・フジモリ氏(45)=アルベルト・フジモリ元大統領の長女=と、6月の決選投票で激突することになった。エクアドル、ペルーともに大方の予想を覆す展開で、政治腐敗にうんざりした国民の怒りが背景にある。
関連記事
- 2025/07/10 原油価格の動向(7/9):イランとイスラエルの停戦合意により、2週間ぶりに弱含む
- 2025/07/08 米国、8月1日から輸入関税 日本25%、ミャンマーとラオスは40% ・税率一覧
- 2025/07/06 シームレスパイプの輸出量と輸出価格(25年5月)
- 2025/07/04 7月の世界経済 「運命の9日」で一変か 野村・高島氏 関税延長なら経済にプラス
- 2025/07/03 原油価格の動向(7/2):5週間ぶりに強含む
- 2025/06/27 日本冶金工業、新たに岡田啓芳氏を特別委員会委員に選任へ
- 2025/06/27 東邦亜鉛 プライム市場上場維持基準適合に向けた計画策定へ
- 2025/06/27 25年下半期の世界経済・金属市況の行方は⁉――エモリファンドの江守哲代表に聞く
- 2025/06/27 エンビプロHD スタンダード市場への市場区分変更を申請
- 2025/06/26 原油価格の動向(6/26)