出光興産、マレーシアで屋根設置型太陽光発電事業を開始
出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:木藤俊一)は、マレーシアのジョホール州イスカンダルプテリ地区にある複合大学施設「EduCity Iskandar」(以下「EduCity」)内にあるレディング大学(マレーシア)の屋根に0.6MWの太陽光発電を設置し、電力供給事業を開始する。同事業は、同社が出資するSkye Renewables Energy Pte. Ltd.(本社:シンガポール、以下「Skye Energy」)を通じて行う。
太陽光発電システムを設置するレディング大学(マレーシア)外観
同社は、屋根設置型太陽光発電市場の堅調な需要伸長が見込まれているシンガポール・マレーシア・フィリピン・ベトナムなどを中心に屋根設置型太陽光発電事業を推進している。
今回の事業は、EduCityエリアにあるレディング大学(マレーシア)の屋根に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を大学施設の所有者であるIskandar Education Enterpriseへ供給するもの。
大規模な複合大学施設での再生可能エネルギー導入はマレーシアで初めてとなる。
同社は今後もEduCityでさらなるエネルギーソリューションプロジェクト推進を目指すとともに、マレーシアにおける再生可能エネルギ―の開発を一層拡大することで、地域社会における低炭素化支援をはかっていく。
■EduCityについて
マレーシア ジョホール州イスカンダルプテリ地区にある複合大学施設。マレーシア政府の主導で経済発展に必要な人材育成・確保を目的に、欧米の有名教育機関などを同エリアに誘致している。
【参考】
2022年7月12日付 Skye Renewables Energy社への出資参画について
URL : https://www.idemitsu.com/jp/news/2022/220712.html
(IRuniverse.jp)
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