景気懸念後退でLME亜鉛相場続伸、国内建値21円引き上げ532円に
2022/08/09 10:27 FREE
9日三井金属鉱業から発表された亜鉛建値は、キロ当たり21引き上げの532円に、これまでの平均は525.9円。
また銅建値は据え置きの1,110円、平均は1,107.3円。
日本伸銅真鍮削粉が8月2回目の改定で据え置きの829円、 平均:827.0円。
LME亜鉛相場は続伸。米7月雇用統計は市場の事前予想を覆して改善。景気後退懸念が和らぎ、買い優勢に。
為替は、前回改定時TTS 134.66対し、足下135.89円で1円23銭の円安。
LME亜鉛相場 国内建値 3年
ドル円為替相場 3ヶ月
(IRUNIVERSE S. Aoyama)
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