海藻ベースのバイオポリマーコーティング 豪大学と独企業の共同開発
2022/10/21 08:12
豪州南オーストラリア(SA)州アデレードにあるFlinders大学の研究者らとドイツの生体材料開発企業One-Five(ワンポイントファイブ)は、海藻抽出物を用いて食品包装用の無公害バイオポリマーコーティング材料を共同で開発している。この新素材は、ファストフードの耐油包装に使用されている従来の化石由来のプラスチックコーティングに代わるものとして計画されているといい、Flinders大学からの10月13日の報告によると、同大学チームとOne-Fiveは現在、この天然ポリマーコーティングを商業利用可能な量まで生産するために、実験室規模の加工に取り組んでいるという。
関連記事
- 2024/04/26 大栄環境:(株)ジオレ・ジャパン 処理能力増強等のお知らせ
- 2024/04/26 レゾナック 大分コンビナートのカーボンリサイクル事業に調査参画
- 2024/04/25 「ケミカルリサイクルは発展段階であり、メカニカルリサイクルを補完するもの」――BIR
- 2024/04/25 環境省 特定有害廃棄物等の輸出入等の規制(バーゼル)に関する技術検討会議(第1回)開催
- 2024/04/25 ISRI 2024ラスベガスには70か国から6800人が参加 インド、中国系のリサイクラーが目立つ
- 2024/04/25 DOWA:通期連結業績予想の修正に関するお知らせを発表
- 2024/04/24 TREホールディングス:「第 10 回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」優秀賞を受賞した
- 2024/04/24 欧州からの風:2024年4月#13 英国産廃業者、違法な廃棄物輸出で罰金刑
- 2024/04/23 紙・古紙市場近況 4月:段ボール古紙輸出価格急騰に国内メーカーも価格対応
- 2024/04/23 脱炭素の部屋#164 適応という考え方