韓国浦項ポスコ 主要な製鋼工場の操業再開 ステンレスは1月末に完全復旧
2022/12/19 13:24
韓国の鉄鋼メーカー、POSCO は18日、9月の台風被災により 3 か月にわたる停止の後、主要な鉄鋼工場の操業を再開したと発表した。
POSCO は先週木曜日、ソウルの南東 374 キロに位置する浦項にある第 2 熱延製鋼工場を再開し、自然災害の後、正常化された工場の数は 18 工場のうち 13 工場になった、と発表している。
熱延第2工場は、ポスコ総合製鉄所で生産される1480万トンの鉄鋼製品の33%、500万トンを生産している。
熱間圧延鋼は、ハイエンドの冷間圧延、ステンレス鋼、電気鋼製品の製造に使用される。
ポスコは1月末までにステンレス冷間圧延ステンレス鋼第1、第2工場と電磁第1工場など残りの5工場を通常に戻す予定。
ポスコはこれまで、台風による事業への影響を最小限に抑えるため、光陽製鉄所で増産し、海外現地工場から鉄鋼製品を輸入することで急場をしのいでいた。
(IRUNIVERSE/MIRUcom)
関連記事
- 2024/04/26 POSCO:24/12期1Q決算を発表
- 2024/04/25 韓国2023年年間鉄スクラップ輸出入 日本からの輸入252万トン台、対日輸出9700トン台
- 2024/04/25 韓国2023年年間SUSスクラップ輸出入 日本からの輸入9万9000トン台、対日輸出1万2000トン台
- 2024/04/25 SUSscrap MarketWatch 2024#7 各社事情で異なる購買スタンス
- 2024/04/25 Fe Scrap Watch2024#3 国内需要少ないがスクラップ発生はなお少なしで横ばい
- 2024/04/25 ISRI 2024ラスベガスには70か国から6800人が参加 インド、中国系のリサイクラーが目立つ
- 2024/04/25 DOWA:通期連結業績予想の修正に関するお知らせを発表
- 2024/04/25 宇宙ビジネスに関する展示会「SPEXA(スペクサ)」開幕
- 2024/04/25 日系自動車メーカーでも採用が進むギガキャスト
- 2024/04/25 2024年2月 SUSスクラップ輸出入統計分析 輸出数量は前月から増加、韓国向け堅調に