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ダボス会議で選ばれた鉄スクラップ企業 シュニッツァー・スチール

 いささか旧聞ではあるが、1月17日に開催された世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で発表された「世界で最も持続可能な企業100社」のトップに鉄スクラップのリサイクル会社シュニッツァー・スチール・インダストリーズ(米オレゴン州)が選ばれた。

 

 昨年のトップは、風力タービン製造のベスタス・ウィンド。

 

 ロイターなどによると

 ランキングは調査会社のコーポレート・ナイツが作成。エネルギー生産性、炭素生産性、水生産性、廃棄物生産性が2021年に大幅に向上したシュニッツァーがトップに選ばれたとのこと。

 同社はまたかなりな経営改革も行い、現在では社長はじめ幹部クラスの5名が女性で占められている。

 →https://www.schnitzersteel.com/

 

 コーポレート・ナイツのトビー・ヒープス最高経営責任者(CEO)は「鉄鋼会社がトップになったのは、シュニッツァー・スチールが初めてだ」と指摘。「世界有数の環境汚染産業で世界で最も持続可能な企業が誕生したのであれば、どのような産業の企業も対策を強化できないと言い訳することはできない」と述べている。

 

 ランキングは、持続可能な売上高・投資、炭素生産性、人種・ジェンダーの多様性など25の指標に基づいて作成される。ビジネスモデルの中核に持続可能なソリューションを据える必要があるほか、カーボンフットプリントの削減に向けた投資も求められる。

 

 こうした世界的な会議で鉄スクラップ企業が選ばれるというのはまさにSDGs時代、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー時代を反映しており、日本の鉄スクラップはじめ総合リサイクル企業にとっても誇らしいトピックスであることは間違いない。

 

 

(IRUNIVERSE/MIRUcom)

 

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