グリーンアルミタブレットで脱炭素時代を駆け抜ける――山一金属
2023/08/28 18:06
東海地方に30年以上にわたって製造時のCO2排出量の削減に取り組んできたアルミ缶リサイクル企業がある。富士山を間近に望む静岡県駿東郡長泉町に拠点を置く山一金属だ。「CAN TO CAN」の水平リサイクル市場で、およそ15%の全国シェアをおさえ、アルミ缶リサイクル産業では小さな巨人とも呼ばれてきた。サーキュラーエコノミー時代を迎え、主力製品のグリーンタブレットの製造で「50年度にCO2フリー」の実現を新たな目標に掲げ、ギアを上げた。創業家出身で3代目になる大賀丈久専務を本社に尋ね、新時代に臨む経営のいまを聞いた。
関連記事
- 2025/06/16 動き出す「金属盗対策法」――指定金属切断工具の隠匿携帯には罰則
- 2025/06/16 中国経済、5月は不動産が一段と悪化 物価も下落でデフレ様相濃く、貿易も振るわず
- 2025/06/16 アルミ合金&スクラップ市場近況2025#11 製品に下げ渋り気配、スクラップ高で調整色薄まる
- 2025/06/16 元鉄鋼マンのつぶやき#118 「サンチョウサカタ」
- 2025/06/16 豪Livium社 レアアースリサイクル推進へ 複数の抽出技術開発企業と協議中
- 2025/06/16 環境大臣政務官が、自動車リサイクルの最前線リバー川島・ELV川島事業所を視察
- 2025/06/16 アーバンエナジーの太陽光発電コーポレートPPA サービス導入100MW突破
- 2025/06/16 LME Weekly 2025年6月9日-13日 米中貿易交渉の進展期待も中東情勢緊迫化でCu Ni下落、Al続伸
- 2025/06/15 LMEの現物と先物の鞘(6/13)
- 2025/06/15 2025年4月 アルミスクラップ輸出統計分析 アルミ合金スクラップは増加も、累計は大幅前年割れ続く