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日揮 横浜赤レンガなど 国産SAF製造に向け連携結ぶ

 日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)はこのほど、合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(同)、横浜赤レンガ(同)、レボインターナショナル(京都府京都市)とともに、横浜赤レンガ倉庫のイベントなどで発生する廃食用油を継続的にSAFに提供する取り組みを開始すると発表した。この事業は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より採択を受けた助成事業だ。

 

 横浜赤レンガは、横浜オクトーバーフェスト、Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫など、年間を通じて数百万人規模となるイベントを開催している。今回の取り組みでは横浜赤レンガが主催する全てのイベントで発生する廃食用油を、SAF製造に向けて供給していく。大規模イベントで発生する廃食用油を継続的にSAFに利用していく取り組みは国内初。

 

 9 月 30 日~10 月 15 日開催予定の「横浜オクトーバーフェスト 2023」からスタートし、「Christmas Market in 横浜赤レンガ倉庫」等の今後開催する主催イベントや、館内の各店舗における廃食用油を順次提供する。

 

 レボインターナショナルは、横浜赤レンガ倉庫における廃食用油を収集し、SAFFAIRE SKY ENERGY が計画する SAF 製造装置向けに引き渡す。SAFFAIRE SKY ENERGY は、2024 年度下期~2025 年度初頭の生産開始を目指し、大阪府堺市で建設中の日本初となる国産 SAF の大規模生産プラントにおいて、レボインターナショナルから引き取った廃食用油を原料として SAF の製造を行う。国内で発生する廃食用油のみを原料とした年間約 3 万キロリットルの SAF の供給を目指している。日揮 HD は、廃食用油を原料とする SAF 製造事業に関するサプライチェーンの全体構築を行う。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

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