新着情報

2024/05/11   DOWA HD:2...
2024/05/11   丸一鋼管:24/3...
2024/05/11   丸一鋼管:24/3...
2024/05/11   住友電工:24/3...
2024/05/11   MARKET TA...
2024/05/10   大同特殊鋼:24/...
2024/05/10   新日本電工:24/...
2024/05/10   レゾナック エマル...
2024/05/10   日本製鋼所:24/...
2024/05/10   銅鉱石TC価格は過...
2024/05/10   日本カーボン:24...
2024/05/10   加First Qu...
2024/05/10   MIRUウェビナー...
2024/05/10   UBCの狂騰相場は...
2024/05/10   大平洋金属:24/...
2024/05/10   阪和興業:24/3...
2024/05/10   プラチナ、24年は...
2024/05/10   集積回路輸出Rep...
2024/05/10   FPD製造装置輸出...
2024/05/10   東海カーボン:24...

トヨタ・LGES 北米でのLIB供給契約を締結――LGES 30億ドル投じ専用ラインを新設

 トヨタ自動車は5日、同社の北米事業体であるToyota Motor North America(TMNA)がLGエナジーソリューション(LGES)と、トヨタが米国で生産するバッテリーEVに搭載するリチウムイオン電池の供給契約を締結したと発表した。この契約により、LGESは同社のミシガン工場に約30億ドルを投じてトヨタ専用の電池セルとモジュールの生産ラインを新設、2025年の稼働を目指すという。年間供給規模は20GWhになる予定だ。

 

 供給が計画されているNCMA電池*は、Toyota Motor Manufacturing Kentucky(TMMK)で2025年より生産予定のBEV新型車になる3列シートSUVに電池パックとして搭載される。また、北米で拡大が見込まれるBEVラインナップにも順次搭載される予定だ。

 

*NCMA電池:電池:リチウムイオン電池の一種で、正極活物質にNCMAという材料を使用する。

 

 トヨタは2030年までに、トヨタ・レクサスの両ブランドで30車種のバッテリーEVをグローバル展開すると発表しており、今回の契約を通じ、年間350万台のBEV生産への取り組みを推進していくという。

 

 LGESは現在、世界の自動車メーカー上位5社すべてにバッテリーを供給しており、今回の契約は、同社がEV用のバッテリー生産会社の合弁契約を除き、単一供給契約としては最大規模となるという。同社は北米で現在8か所の電池製造施設を稼働中または建設中であり、同地域での生産ネットワークとサプライチェーンを拡大している。

 

(IRuniverse G・Mochizuki)

関連記事

関連記事をもっと見る