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75年目のBIR 初の女性会長を迎えてのアブダビ大会は近隣の影響なく無事開幕

 

 1948年の創立で75年の歴史をもつ世界的なリサイクル業界団体であるBIRは、前回のアムステルダム大会(2023年5月)で第23代目の会長にスージーバラーシ氏が就任。BIRの長い歴史のなかで初の女性会長は時代を映しだしている。スージー氏は英国のリサイクルプロダクツ社のマネージングディレクター。そのスージー会長のもとで迎えたアブダビ大会は現地23日から開幕。当初はイスラエルとハマスの紛争でどうなることから危ぶまれたが、無事開幕するに至った。しかし、米国政府が中東エリアへの渡航について注意喚起していることから、米国からの参加者は急遽キャンセルになった方々も多かったようだ。また、ビザの関係でか、中国からの参加者も少なかった。

 

 今回も全世界から1100名の登録があり、各所で商談の華が咲いていた。やはり地域柄、中東勢、インド勢が目立つ。逆に中国含めた東アジア勢は少ないように見えた。このアブダビ大会にIRUNIVERSEはメディアパートナーとして参加しており、代表の棚町が出席。

 

 BIRのステンレス、鉄鋼、環境部門での講演もさることながら、各地から参集しているリサイクラー(主に銅、アルミ系スクラップリサイクラー、トレーダー)に話を聞くと、非鉄系スクラップの買いはやはりインドが強い。鉄もインドが強い、ということでかつての中国一強時代は終わったことを感じた。実際、スクラップの売りでも中国は弱い、ということをよく聞いた。

 多くの方々と接触したが、詳細はまた別途報告したい。

 

 

 

 

 

(IRUNIVERSE Tanamachi fromAbu Dhabi)

 

 

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