サイクラーズ 三立処理工業株式会社の株式取得、子会社化
サイクラーズ株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:福田 隆)は、 2024 年1月1日付で、三立処理工業株式会社(本社:神奈川県川崎市川崎区、代表取締役: 鈴木 憲文)の株式を取得し、同社を連結子会社化した。
今回、同社が株式を取得する三立処理工業株式会社は、神奈川県川崎市に本社を有する液状産業廃棄物の収集運搬を行う老舗企業。液状の産業廃棄物の運搬収集は、競合も少なく、安定収益が期待できる市場であるが、一方その収集運搬の管理は、固形物よりも取り扱いが困難といえる。当該会社はその安全管理・運搬に豊富なノウハウを有しており、特に海運、鉄道での長距離輸送に強みを有している。
サイクラーズグループとの期待されるシナジーは、固形の産業廃棄物、金属スクラップのリサイクルを主業とする同社グループの取引先から排出される液状産業廃棄物等を三立処理工業で引き受けて、三立処理工業の取引先から発生する固形産業廃棄物を逆にサイクラーズグループで引き受けをするクロスセルや、三立処理工業の得手とする産業廃棄物の長距離輸送のノウハウをサイクラーズグループで 活用することを想定している。
同業である三立処理工業のグループ化は、同社の中期経営計画で目指しているグループ規模、 収益力の拡大戦略であり、現在の主業であるリサイクルビジネスの強化拡充を目的とし、サイクラーズグループの更なる企業価値の向上に繋がるる。
2.株式取得スキームの概要
三立処理工業の売主が保有する発行済株式 50,000 株を同社が譲受け、三立処理工業を同社グループの連結子会社とする。
4.株式取得後の経営体制
サイクラーズグループから取締役(常勤、非常勤)及び監査役(非常勤)を派遣する予定。
5.株式譲渡日
2024 年1月1日
(IR universe rr)
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