2023年12月28日、一般社団法人日本鉄鋼連盟が、2023年11月の鉄鋼輸出入実績概況を発表した。普通鋼鋼材輸出量は、173.0万トン、前年同月（188.6万トン）比8.3 %減と5か月ぶりに減少。前月（187.6万トン）比でも7.8 %減となった。 経産省が12月26日に発表した第3四半期実績見込みでは、普通鋼鋼材の輸出量を572万トンとしている。10、11月実績累計は360.6万トンであり、差は211.4万トン。12月に、ここまで増加するか疑問ではあるものの、経産省の発表に従って、計算すると、2023暦年の普通鋼鋼材輸出量は、2,302.4万トンとなり、2022暦年（2,140.4万トン）比では7.6 %増の見込みとなった。

この記事は会員限定です。お申込み確定後に続きをお読みいただけます。

今すぐ会員登録する ログイン

関連記事