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アルミ合金&スクラップ市場近況2024#1 年明けもちあい圏内で静かなスタートも合金に先安観漂う

 年明けのアルミ合金と国内アルミスクラップ市況は、合金を中心に先安観を漂わせながらも、とりあえず2023年12月中旬水準と変わらず、もちあい圏内での静かなスタートとなった。主力のADC12で10日現在、1キロ当たり350‐355円で推移している。ダイハツショックもあり、通常シナリオなら下げ圧力が強まる展開だが、1日に発生した能登半島地震の影響や再び円安に振れ始めた為替動向など波乱要因も目白押しで、目先、相場の行方を注意深く見守る必要がある。
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