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三井金属鉱業 日本イットリウムを完全子会社化

 三井金属鉱業は2月29日、連結子会社の日本イットリウム株式会社(本社:福岡県大牟田市、社長:小林大作、以下:日本イットリウム)について、3月1日付けで株式会社トーキン(本社:宮城県白石市、社長:片倉文博)が保有する30%の株式を取得し、完全子会社化することを発表した。

 

 三井金属鉱業のリリースによると

 

 日本イットリウムは、1966年の設立以来トーキン社とのパートナーシップのもと、長きにわたり円滑な事業運営を行ってまいりました。現在は当社が70%の持分を保有する機能材料事業本部傘下の連結子会社であり、幅広い希土類を扱う日本でも数少ないレアアースの総合メーカーです。

 

 同社は高付加価値希土類の製造・開発・マーケティングを通じて、半導体製造装置や積層セラミックコンデンサー(MLCC)などの電子材料や高性能電池材料、医療分野など、様々な用途分野の市場に素材を供給するだけでなく、希少なレアアースのリサイクルサプライチェーン構築に向け、JOGMEC(独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構)と共同で高度な分離精製を行う溶媒抽出技術の開発にも取り組んでおります。

 

 当社は銅箔事業や機能性粉体事業とならび、同社事業を「価値の拡大」事業の一つと位置付けております。完全子会社化により、希土類全般に広く市場を有する日本イットリウムと、表面弾性波(SAW)フィルター用高純度タンタルやセリウム系研磨材など軽希土類市場を有し同社と隣接する機能性粉体レアメタル事業との、先端材料分野でのシナジー創出を進めてまいります。

 

【日本イットリウムの概要】

社名:日本イットリウム株式会社

代表者:代表取締役社長 小林大作

資本金:4億円

事業内容:希土類製品の製造販売および、それに関連する業務

本社所在地:福岡県大牟田市大字唐船2081-398

 

(日本イットリウム)

 

 

(IRUNIVERSE/MIRU)

 

 

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