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大陽日酸 アンモニアから燃料電池自動車(FCV)用水素製造の実証試験に成功

 日本酸素ホールディングスグループの日本産業ガス事業会社である大陽日酸株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役社長:永田 研二)は、2024年4月15日、アンモニアから燃料電池自動車(FCV)の水素燃料に求められる品質仕様(ISO 14687:2019 Grade D)を満たす水素の製造実証に成功したと発表した。

 


開発経緯と今後の取り組み
 政府は 2050 年のカーボンニュートラルの実現に向け水素等※1の供給・利用の拡大を図る中、同社も環境貢献製商品による GHG 削減を目標に掲げ開発に取り組んでいる。同社は 2014 年から 2018 年にかけて、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「エネルギーキャリア」の委託研究課題「アンモニア水素ステーション基盤技術」に参画し、窒素 25%、メタン 0.1%および水素 74.9%の混合ガスから窒素 100ppm 未満、メタン 1ppm 未満の水素ガスを精製できる技術を確立した。

 

 SIP の取り組みでは、アンモニア分解ガスを模擬した不純物成分の少ない混合ガスを使用していたが、これらの水素ガス精製の知見を基に、今回アンモニア分解炉と同社が開発した水素精製装置を組み合わせた水素製造試験により、製品水素が燃料電池自動車(FCV)用水素燃料に要求される規格(ISO 14687:2019 Grade D)を満たすことが実証でき、アンモニアから水素を製造する装置開発に目途が付いた。今後はアンモニアから水素ガスを製造する装置の商品化を進めるという。

 

※水素に加え、その化合物であるアンモニア、合成メタン、合成燃料を指す

 

 

(IR universe rr)

 

 

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