Americas Weekly 18 ウラン市場揺るがす軍政ニジェール 迫る米軍撤退に「ロシア利するだけ・・・」の声
2024/05/16 09:20
ウランの主要生産国である西アフリカのニジェールに駐留する米軍の撤退が近付いている。米軍はイスラム原理主義武装組織の掃討の拠点としてニジェールに駐留しているが、2023年7月にロシア寄りの軍部によるクーデターで事態が急変した。今週末にも国務省の代表団がニジェールを訪問し、軍事政権側と段階的撤退について協議すると伝えられている。米軍の撤退は「ニジェールのウランをロシアに明け渡すことを意味する」とも指摘され、脱炭素推進で注目されるウラン市場の大きな不安定要素として浮上してきた。
関連記事
- 2025/07/17 FDK 水素貯蔵タンク用高容量AB2型水素吸蔵合金を開発
- 2025/07/17 原油価格の動向(7/16)
- 2025/07/17 鉱業政策促進懇談会 令和8年度鉱業政策の要望書を採択――非鉄金属の一層の安定供給確保へ
- 2025/07/15 ブルースカイソーラーの九州4拠点 パワーエックスの発電所併設蓄電システムを採用
- 2025/07/11 【覆面座談会】「AI×電力×半導体」最前線を語る——覆面識者が読み解く世界経済の次の焦点
- 2025/07/10 インドからの風:鉄鋼・資源生産は増加、製造業PMIは3カ月ぶり低下
- 2025/07/10 原油価格の動向(7/9):イランとイスラエルの停戦合意により、2週間ぶりに弱含む
- 2025/07/10 再生材ビジネスコンサルタントの西田氏、循環経済と脱炭素で儲ける方法伝授―原田幸明氏も登壇
- 2025/07/08 鉄鋼・非鉄関連会社の決算発表予日定一覧:最終版
- 2025/07/06 シームレスパイプの輸出量と輸出価格(25年5月)