Americas Weekly 18 ウラン市場揺るがす軍政ニジェール 迫る米軍撤退に「ロシア利するだけ・・・」の声
2024/05/16 09:20
ウランの主要生産国である西アフリカのニジェールに駐留する米軍の撤退が近付いている。米軍はイスラム原理主義武装組織の掃討の拠点としてニジェールに駐留しているが、2023年7月にロシア寄りの軍部によるクーデターで事態が急変した。今週末にも国務省の代表団がニジェールを訪問し、軍事政権側と段階的撤退について協議すると伝えられている。米軍の撤退は「ニジェールのウランをロシアに明け渡すことを意味する」とも指摘され、脱炭素推進で注目されるウラン市場の大きな不安定要素として浮上してきた。
関連記事
- 2025/05/01 原油価格の動向(4/30)
- 2025/05/01 米ウクライナ、資源協定を締結 復興基金を共同設立、米財務省が発表
- 2025/04/27 最近の一般炭と原料炭の価格推移(4/25)
- 2025/04/25 米国、インドと鉱物探査や資源貿易で協力へ バンス氏訪印、貿易協定第1号になるか
- 2025/04/24 原油価格の動向(4/23)
- 2025/04/22 ダイセル インターナルカーボンプライシング(ICP)制度導⼊
- 2025/04/21 米、迅速審査に鉱山事業10件を指定 国内生産拡大へ、中国依存脱却に急ピッチ
- 2025/04/20 最近の一般炭と原料炭の価格推移(4/18)
- 2025/04/19 豪州最大の太陽熱塩プロジェクト 全ての環境認可を満たしゴーサイン BCI Minerals社
- 2025/04/18 エヌ・ピー・シー(6255) 25/8H1決算メモ ペロブスカイトPV装置大型受注でポジティブ