7日に千葉市であった7〜9月渡しのアルミUBC入札結果は、誠宇ジャパンが300円超えの一番札を入れ、落札した。某大手メーカーの韓国にあるUBCリサイクル拠点が、3月から原料調達を再開しており、納入先のそうした動きを映しての誠宇ジャパンによる一番札なのだろう。「決戦は金曜日」の勝者は決まったが、10日の横浜市でも需要期を過ぎてなお300円台入札の再現となるのか、注目される。
千葉市 7〜9月渡し(アルミ缶Aプレス キロ当たり円)
誠宇ジャパン 300.30円
リバーホールディング 297.20円
富澤商店 291.30円
某国内大手缶メーカー関係者は「CAN TO CANの一層の推進、海外への資源流出などの観点から今まで以上にUBCの集荷を強化したい」と語っており、韓国向けなどを含めた国内外の需要増を映し、300円を超えてもなお上げ余地を残す相場展開になりそうだ。
同市のスチール缶入札については、以下の通り。
富澤商店 47.60円
ユーシン 47円
(IRuniverse G・Mochizuki)