新着情報

2025/05/01   鉄鋼需給(25年3月)
2025/05/01   輸出鋼材のスプレッ...
2025/05/01   日中ホットコイル輸...
2025/05/01   ミライラボ、中古E...
2025/05/01   日本製鉄:AM/N...
2025/05/01   アジアン廃プラマー...
2025/05/01   (速報)2025年...
2025/05/01   2025年4月フェ...
2025/05/01   2025年4月マイ...
2025/05/01   2025年4月レア...
2025/05/01   米中貿易摩擦緩和期...
2025/05/01   ニッケルブログ#2...
2025/05/01   原油価格の動向(4...
2025/05/01   アジアン廃プラマー...
2025/05/01   米ウクライナ、資源...
2025/05/01   元鉄鋼マンのつぶや...
2025/05/01   MARKET TA...
2025/04/30   第5回サーキュラー...
2025/04/30   大平洋金属:25/...
2025/04/30   共英製鋼:25/3...

日本ものづくりワールド2024開催 @機械要素技術展

6月19日(水)~6月21日(金)まで、RX Japan株式会社主催の第36回 日本ものづくりワールド[東京]が東京ビッグサイト東及び南展示棟で開催された。

チタン関連では株式会社東京チタニウム、銅、真鍮及びアルミ関連では株式会社石垣商店、鉄及びアルミニウム関連では中央可鍛工業株式会社を取材した。

次回は2025年7月9日(水)~11日(金)に幕張メッセで開催予定。

 

 

写真上 南展示棟への案内

南展示棟では、設計・製造ソリューション展、製造業DX展、ものづくりAI/IoT展が開催された。

 

 

写真上 東展示場への案内

 

【構成展示会】
・設計・製造ソリューション展
・機械要素技術展
・ヘルスケア・医療機器 開発展
・工場設備・備品展
・ものづくりAI/IoT展
・次世代 3Dプリンタ展
・航空・宇宙機器 開発展
・計測・検査・センサ展
・製造業DX展
・ものづくりODM/EMS展

 

 

日本ものづくりワールドは、製造業の「短期開発、生産性向上、品質向上、VA/VE、コストダウン」などに寄与することを目的に開催され、10の展示会で構成されている。

 

本展示会は業界関係者のための展示会であり、主な来場企業は、自動車、電機、機械、精密機器メーカーの設計、開発、製造、生産技術、購買、情報システム部門などとなる。

 

主な出展製品は製造業で使われる、IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品など、2100社が出展

 

 

<チタン>

 

<東京チタニウム>

2022年の開催で、一般社団法人 日本チタン協会が展示していた医療用チタンの

展示が、今回は、東京チタニウムのブースで展示されていた。

日本ものづくりワールド2022開催 医療用チタンの世界: | MIRU (iru-miru.com)

 

 

人体模型と各種インプラントの組み合わせを展示

骨折プレート、脊柱、股関節、足関節、膝、髄内釘、指など、各種、体に優しい医療用チタン材料を展示。

 

 

受付(名刺交換)にて、レーザーでチタンに酸化被膜を形成したコースターの写真を撮らせていただいた。

 

東京チタニウムでは、チタン フルラインナップカンパニーとして、

切削加工(旋盤加工、マシニング加工)、板金溶接、金属3D積層造形を紹介。

 

その他、設備紹介、丸棒、板材、配管材料・製品及びアングルの在庫リストを配布していた。

 

<銅>

 

<銅の遊園地 株式会社 石垣商店 銅を通して想いと技術をつなぐ>

 

株式会社 石垣商店は昭和23年に銅板・真鍮板の卸売りから始まった。

変圧器、制御盤などの受配電設備、車両などに実績がある。

 

製品実績 |石垣商店 (ishigaki-st.com)

 

“銅の遊園地”に魅かれて、取材させていただいた。

 

 

銅でおもちゃの電気自動車を走らせていた。銅は磁石に付かないので、ループの一部には鉄板に銅めっきを施している。

 

 

銅のメリーゴーランドの下に写っているのが、純銅の加工製品

 

プレス加工では対応できない削り、穴あけ、タップ加工などの精密加工も行っている。

 

銅は柔らかく熱伝導性が高いことから、切削加工が難しく、需要の多さに比べ、精密加工ができる加工業者が少ないようだ。約70年の技術力により、顧客の課題を解決する姿勢にて、お客様から高く評価されている。

 

 

 

銅のドラゴンシーソー

 

<鉄及びアルミ>

 

<中央可鍛工業株式会社 粗加一貫>

 

鉄・アルミ製造のノウハウを活かし、乗用車及びトラックなどの部品、産業機械への部品を製造。さらに、この高い鋳造技術を活かして、航空機産業、環境分野など新たなジャンルへの展開を図られている。

中央可鍛工業株式会社 (chuokatan.co.jp)

 

創業は1944年。粗材の鋳造から機械加工を自社内で一貫して対応。

 

 

主な製品は、自動車鋳鉄部品(エンジン系、駆動系、シャシー系)、自動車アルミ部品、産業用鋳鉄部品(ロボット部品など)を製造。

 

環境部品では、風力発電に欠かせない旋回駆動装置・ピッチ駆動装置も造られている。

まったく分野は異なるが、オフィス家具として高品質ワークチェアをも製造されているとのこと。

 

 

その他、真鍮及びアルミの加工もされている。

さらに、3D加工用の粉末も自社で製造されており、新たな分野へも挑戦されるとのこと。

 

 

(IRUNIVERSE tetsukoFY)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る