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廃コンクリートにCO2を固定しブロック製造、太平洋セメントなど技術開発

 太平洋セメント(東京都文京区)は24日、空気中の二酸化炭素(CO2)を廃コンクリートに固定化し、圧力をかけて固化するカルシウムカーボネートコンクリートブロックの製造技術を開発した、と発表した。東京大学の野口貴文教授をプロジェクトマネージャーとするNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)のプロジェクトの共同実施者として技術化した。

 

 

 同社は、これまでに培ってきたセメント・コンクリート系材料についての知見を生かし、主にカルシウムカーボネートコンクリートの「硬化プロセスの検討」と「部材製造」に関して研究開発を担った。

 

 東京大学の発表によると、従来の類似手法では、材料の表層部分でしかCO2の固定が進まない問題があった。今回の技術では、廃コンクリートを粉末にしてCO2を固定してからブロックにするため、廃コンクリートのCO2固定能力を最大限に生かすことができたという。

 

 この技術で製造されたブロックは、再利用や粉砕して再び固化させることができるため、「半永久的に利用できる可能性がある」(東京大学工学部)としている。

 

 

(IRuniverse Kogure)

 

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