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【注目企業紹介】韓国・日本の化学原料流通を担う―COSMO GLOBAL

キム・ソンヒ代表

 

 COSMO GLOBAL(コスモグローバル、キム・ソンヒ代表、東京都墨田区)は、韓国を本拠地とするCOSMOグループの日本法人商社として2011年3月に設立した。設立当初は、硫酸コバルトや硫酸ニッケルなどを製造するグループ会社・COSMO化学 (コスモケミカル)で使用する化学原料を日本から調達する役割を担っていたが、これに加え、韓国や東南アジアへの化学原料の輸出や、コスモケミカル製品の日本国内販売なども実施している。

 

 現在は、LIB(リチウムイオンバッテリー)を熱処理した際に得られるブラックマスやブラックパウダーの調達にも注力しており、電池材料リサイクルの一翼を担っている。

 

 キム・ソンヒ代表は「ブラックマスにおいてはアルミなどの不純物が少ない原料が求められている」とし、調達先の確保や取引量の拡大に意欲を示す。同氏は12日に開催されたIRuniverse主催の第10回BatterySummitにも聴講者として参加。韓国-日本の化学原料流通を担う商社として、情報収集や人脈形成に力を注いでいる。

 

 また、コスモグループはコスモ化学のほか、MLCC(積層セラミックコンデンサー)離型フィルムなどを製造する「COSMO新素材」や、工業触媒や吸着剤などに利用されるゼオライトを製造する「COSMO触媒」などの製造部門が充実している。グループの強みを生かした今後の事業展開にも期待したい。

 

【企業サイト】

株式会社COSMO GLOBAL

https://www.cosmo-global.co.jp/

 

 

(IRuniverse K.Kuribara)

 

 

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