揺れる非鉄金属スクラップ問屋経営のいま3 CE時代に問われるメーカーのスクラップ買値
2024/11/22 17:42
サーキュラーエコノミー(CE)という時代の風をどう市況に落とし込むのか⁉――。いま非鉄金属スクラップを巡るホットな話題の一つが、これだ。「サーキュラーエコノミーの実現には、メーカーが裾物スクラップなどの買値を上げる必要がある」(非鉄問屋筋)――メーカーの裾物に対する向き合い方に変革を迫る声が問屋サイドから出ている一方で、UBC(使用済み飲料缶)では足元、300円超の買値がでている。また、メーカーの自社工場内で発生した新くずの再利用の取り組みも着実にすすんでいるという。スクラップ発生薄に加え、サーキュラーエコノミー・SDGsの普及が、メーカーの原料買取を後押ししている部分もある中、その交渉では、問屋とのすれ違いが続いている状況だ。
関連記事
- 2025/08/04 双日、JOGMECと豪Alcoaのガリウム生産に向けた調査開始
- 2025/08/04 三菱マテリアル、堺工場と三宝製作所を来年にも統合
- 2025/08/04 三菱マテリアル、小名浜での銅精鉱処理縮小へ
- 2025/08/04 7月のアルミ概況および8月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/08/04 7月の銅の概況及び8月の見通し 橋本アルミ(株) 橋本健一郎
- 2025/08/04 銅板輸出Report #70 2025年前半3年連続の減少 ただ年後半に向けて回復の兆し
- 2025/08/04 日本の銅箔輸出Report #60 2025年前半輸出量2年連続の増加
- 2025/08/04 銅条輸出Report#58 2025年前半2年連続の増加 ただ2021年22年と比べて物足りない
- 2025/08/04 精製銅輸出Report #72 2025年前半 輸出量昨年を下回る 中国向け減速が響く
- 2025/08/04 LME Weekly 2025年7月28日-8月1日 全面安、50%関税で軟化の銅に連れる