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供給懸念などでLME亜鉛続伸、国内建値27円引き上げの499円に

14日三井金属鉱業から発表された亜鉛建値は、キロ当たり27円引き上げの499円に、現在までの平均値は489.6円。また銅建値は据え置きの1,500円、平均は1,484.2円。

 

日本伸銅真鍮削粉が3月4回目の改定で据え置きの1047円、現在までの平均値は1039.2円。

 

3月のLME亜鉛先物価格は1トンあたり2,950ドルに上昇し、約2カ月ぶりの高値を記録。主要生産国からの供給不安が続いている。オーストラリアの製錬所Nyrstarは、鉱石不足による処理費の低下が採算割れの水準に達したことを受け、今年の生産量を25%削減すると発表。これに伴い、中国の精製亜鉛生産量も昨年7%減少。需要の低迷と原材料不足による処理率の低下が要因。2024年には、世界の亜鉛鉱山生産量が3年連続で減少したことが新たなデータで示された。また、世界の亜鉛供給の10%を担うアラスカのレッドドッグ鉱山は、鉱石の枯渇が迫る中、2025年には生産の減速が見込まれる。その結果、LME倉庫在庫は今年に入り74,000トン減少し、160,000トンとなった。一方、中国の最新PMIデータによると、2月の製造業活動は予想外に拡大を示し需要面での明るい材料となった。


為替は、前回改定時TT147.68円対し、足下149.35円で1円67銭の円安。

 

LME亜鉛相場 国内建値 3カ月

ドル円為替相場 3ヶ月

 

 

(IRUNIVERSE S. Aoyama)

 

 

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