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RSテクノロジーズ、中国のVEFB工場の規模拡大へ 現地から資本受け入れ

 半導体シリコンウエハー(基板)の再生加工を手がけるRSテクノロジーズは4月21日、自社ホームページ上で、バナジウムレドックスフロー電池(VRFB)の中国での孫会社設立について、1月の当初案からの変更を発表した。資本金を倍増するほか、設立地を当初の上海市から山東省に移し、地元の複数企業からの出資を受け入れる。

 

プレスリリース:140120250421519500.pdf

 

 まず資本金は1億元(約20億円)と従来の5100万元から倍増した。また、所在地は山東省の省クラスの新区である徳州市天衢新区に決めた。 この新区は新エネルギーや新素材による都市機能発展を進める方針で、山東省や徳州市政府が新エネルギー産業やVRFBに対する補助金やプロジェクト推進の支援策を充実させている。

 さらに、当初は100%出資の孫会社を設立してから検討するとしていた外部からの出資は、徳州市経済新区系ファンドなど地場企業から合わせて39%を受け入れる。RS側の持ち株比率は61%。

 人事面はRS側が掌握することで変更はない。同社は、今回の変更による決算面への影響は軽微とした。

 

 RSテクノロジーズは茨城県つくば市に電解液研究所兼パイロットプラント、福島県浪江市にVRFB工場を所有する。VRFB事業については日本のVRFB市場がやっと立ち上がり始めたばかりであるのに比べ、中国では「すでに活況な市場があり供給が間に合っていない状況がある」として中国事業に意欲を見せていた。

 

関連記事:RSテクノロジーズ、海外VRFB事業を急拡大 スペインに電解液輸出、上海に孫会社設立 | MIRU

 

(IR Universe Kure)

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