アジア合成樹脂市況の近況(No38) 5月中旬の持ち直しの動きも消滅
2025/05/30 11:05
アジア合成樹脂市況は米国関税政策の実施、OPECプラスの一部の国での自主減産の段階的な縮小による原油安から4月以降、下落基調を受け継いでいる。5月中旬にかけ米中交渉による追加関税率の大幅な引き下げで合意を見た直後には市況上昇に転じる動きもあったが、5月末にかけては各樹脂とも弱含みの動きにある。4月末比ではポリプロピレンが微増、塩化ビニル樹脂が横ばい、低密度ポリエチレン、ポリスチレンは下落している。
関連記事
- 2025/08/05 ENEOS ベンゼンの契約価格決定、8月は120.8円/kg
- 2025/08/05 サンライフコーポレーションの自社開発「SLC熱分解再生資源化装置」
- 2025/08/05 PCRプラスチック市場近況2025#夏 向け先によって大きく変わる品質と価格
- 2025/08/05 欧州からの風:July 2025 「欧州委員会、循環経済法(CRA)策定へ向けパブリックコンサルテーション開始」
- 2025/08/04 日本触媒「日本触媒グループ協創センター」を本格始動
- 2025/08/04 猛暑日本に! ヤード条例に! SDGs時代にFRP素材のエコ敷板 宏幸
- 2025/08/04 タイヤ:25年6月のタイヤ生産・販売について
- 2025/08/04 欧州からの風:July 2025 「ドイツ、遠隔操縦車両の公道走行を認める新規制を制定」
- 2025/08/02 欧州からの風:July 2025 仏ルノーが推進する自動車のサーキュラーエコノミー戦略の現状は?
- 2025/08/01 欧州からの風:July 2025 「BASF・CATL、正極活物質の共同開発で提携強化」