2024/04/30 17:33
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リチウム市況がしっかりとした足取りを見せている。30日現在、主要指標の炭酸リチウム(99.5%、China)で1トン11万500元(仲値)の水準にあり、4月中旬から同値圏での推移ながら、足元は強含み気配も漂わせ始めている。主原料のひとつであるスポジュメン市況が上値を追う展開になっており、これで売り手側にコスト割れ回避の動きが広がってきたためだ。11万5000元が当面の攻防ラインとして浮上しており、メーデー休暇(5月1日‐5日)明けの在庫手当てがどの程度の盛り上がりを見せるのか、それが今後の市況を占うポイントになってきた。
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