本州化学工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:木下雅幸)は2月27日、和歌山工場で製造されるビフェノールについて、国際持続可能性カーボン認証/ISCC(International Sustainability and Carbon Certification)PLUS 認証を取得したと発表した。
・ISCC PLUS 認証取得について
本州化学工業は、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つである ISCC PLUS 認証を 2025 年1 月に和歌山工場にて取得いたした。ISCC PLUSは、リサイクル原料やバイオマス原料などのサステナブルな原料が、製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する国際認証制度であり、これにより同社はマスバランス方式によるサステナブルな原料を用いた ISCC PLUS 認証製品の製造・販売が可能となった。
・ビフェノールの主な用途
パソコンやスマートフォンのコネクターなど耐熱性・精密成形性を必要とする部品に使用されている液晶ポリマー(LCP) や医療用器具(滅菌器材 など)に使用されている ポリフェ ニ ル スル ホ ン(PPSU)の主要原料であり、情報通信・電子関連分野や医療分野では欠かすことのできない製品。
・ISCC PLUS 要求事項に関する宣言
本州化学工業は ISCC の最新の規定に則り、ISCC PLUS 認証の要求事項に準拠することを約束し宣言した。
(IR universe rr)