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【貿易統計/日本】 2026年1月のフェロチタン輸入統計
鉄鋼生産概況月次:一般社団法人日本鉄鋼連盟 (jisf.or.jp)
為替相場推移 TTS 3か月
(詳細分析)
■数量では、1月単月は355トンと前月(305トン)から増加し、前月比116%、前年同月比84%。前月までの低水準から持ち直す動きがみられた。
輸入先別では、
英国は220トンと前月(80トン)から大幅増加し、前月比275%と急回復。一方で前年同月比では58%と、依然として前年水準を下回る。
一方、「その他」は135トンと前月(225トン)から減少し、前月比60%と反落。ただし前年同月比では321%と大幅増を維持している。
総じてみると、1月は英国の急回復が全体数量の押し上げ要因となった一方、「その他」は反落し、前月まで進んでいた供給分散の動きが一部巻き戻された格好となっている。
(表―1、グラフ―1)。


■金額では、1月単月は1億96百万円と前月(1億60百万円)から増加し、前月比123%と持ち直した。一方で前年同月比は61%と、依然として前年水準を下回る。
内訳では、英国が118百万円と前月(43百万円)から大幅増加し、前月比272%と急回復。ただし前年同月比では41%と低水準にとどまる。
一方、「その他」は79百万円と前月(116百万円)から減少し、前月比68%と反落したものの、前年同月比では238%と大幅増を維持している。
全体としては、1月は英国の急回復が金額を押し上げた一方、「その他」は減少に転じ、前月までの分散的な構成から英国寄りへと再シフトする動きがみられる。
(表―2、グラフ―2)。


■輸入CIF単価は、全体平均で前月キロ523円から553円へ上昇し、前月の下落から反発した。円安基調が続くなかでの円ベース上昇であり、ドル建てでも一定の持ち直しが示唆される。
内訳では、英国が前月541円から535円へ小幅低下し、引き続き弱含みで推移。一方、「その他」は517円から583円へ大幅上昇しており、単価上昇の主因となった。
結果として、英国の軟調を「その他」の上昇が補う構図となり、全体平均は再び上向きに転じた。供給構成の変化やスポット的な高単価案件の影響が反映された可能性がある。
フェロチタン(Ti 70% EU USD/Kg)1年
主要税関別数量・CIF実績 ( )内は前月実績
■今後の展望
英国依存からの分散化が続く一方、月次の振れは大きく不安定。数量はスポット主導で回復余地があるが、価格は全体として上値の重いレンジ推移が見込まれる。
(IRUNIVERSE S. Aoyama)