豊田通商は25日、アフリカのベナン共和国水エネルギー省傘下のベナン発電公社から、同国ポベ地区の太陽光発電所向け蓄電池システムの設置工事を受注したと発表した。ベナンでの2件目の再生可能エネルギー関連設備の受注となる。
豊田通商は、2023年にベナン発電公社から、同国ポベ地区における25MWの太陽光発電所建設工事を受注。西アフリカ地域において日本企業初となる太陽光発電所の建設に取り組み、2026年3月より発電を開始した。ベナンは、国内電力普及率が40%台に留まり、隣国からの電力輸入や火力発電への依存が課題となっている。ポベ地区では同社建設分を含む3つの太陽光発電所(合計75MW)が稼働しており、この課題解決に寄与している。一方、太陽光由来の電力は、天候によって発電量が大きく変動するなど出力変動が大きく、また日中しか発電できないため、日没後の電力需要ピークへの対応などの課題が残存しており、同社は同国政府と協議を継続していた。
今回のプロジェクトでは、このポベ地区の3つの太陽光発電所向けに、蓄電池システム(50MW/160MWh)を設置。蓄電池の導入により、太陽光発電の出力変動を吸収し、発電施設の利用効率の最大化および電力系統全体の安定性向上を実現する。



(IRuniverse K.Kuribara)