LME亜鉛相場ドル安・供給懸念で続伸 国内建値3円引き上げ472円に 鉛はdown
2022/02/07 10:35 FREE
7日、三井金属鉱業から発表された亜鉛建値はキロ当たり3円引上げの472円、平均は471.3となった。銅は据置1,180円、平均は1,177.7円。鉛建値はキロ3円引下げの315円に、平均は315.70円。
日本伸銅真鍮削粉は2月2回目の改定で据え置きの855円。
LME亜鉛相場は続伸。英中銀は利上げ決定、欧州中銀も金融引締策の加速化を示唆し、ユーロ高・ドル安地合。一方、円は欧米との金利差拡大。春節で中国勢不在も、ウクライナ情勢やエネルギー危機などが供給不安を想起する形で下支え。
為替は前回改定時TTS115.11円に対し、足下116.26円で1円15銭の円安。
LME亜鉛相場・国内建値推移 3ヶ月
LME鉛相場・国内建値推移 3ヶ月
ドル円為替相場 3ヶ月
(IRUNIVERSE S.Aoyama)
関連記事
- 2025/06/06 2025年4月 鉛くず輸出統計分析 大幅増加 中国向けが倍増以上
- 2025/06/06 亜鉛地金輸出Report #75 4N以上輸出減少続く
- 2025/06/05 2025年4月 粗鉛(ブリオン)輸出統計分析 過去最高の前月からは減少も、前年比は大幅UP
- 2025/06/05 精製鉛輸出入Report#126輸出 2025年4月鉛輸出1年ぶり無し 硬鉛韓国向け堅調
- 2025/06/05 精製鉛輸出入Report125輸入 2025年4月 12年ぶり輸入量1千トン割り込む
- 2025/06/05 2025年4月 鉛バッテリースクラップ輸出統計分析 7カ月実績続く 単価は5カ月続落
- 2025/06/05 ドル安などでLME亜鉛続伸、国内建値9円引き上げ、442円に
- 2025/06/04 ドル安や在庫減少でLME銅は続伸、国内銅建値30円引き上げの1,450円に
- 2025/06/04 WSTS2025年春 半導体市場予測(製品別) ロジックとメモリ成長続く その他半導体伸び悩み
- 2025/06/04 WSTS2025年春 半導体市場予測概況 25年売上前年比11%見込み 26年予想8%増加