ウクライナ再緊迫でリスク回避の円高 国内銅建値10円引下げ1,200円に
2022/02/21 10:34 FREE
21日、JX金属から発表された銅建値は、キロ当たり10円引下げの1,200円、これまでの平均は1,190.5円。
亜鉛は据え置きの472円、平均は472.3円。
日本伸銅真鍮削粉が2月5回目の改定で6円値下げ868円。
LME銅相場は、前回値上げ改定時以降、ウクライナ情勢の再緊迫化のなか10,000ドル直下でもみ合ったが、リスク回避の円高が進行し今回の下げ調整となった。
為替は前回改定時TTS116.56円に対し、足下116.06円で50銭の円高。
LME銅相場 国内建値 3ヶ月
ドル円為替相場 3ヶ月
(IRUNIVERSE S.Aoyama)
関連記事
- 2024/05/03 アングロ買収、グレンコアも食指か 消息筋、BHP打診で余波 銅価格の先高観後押しも
- 2024/05/02 カザフスタン、金属スクラップ輸出禁止を延長 7年前から実施、地元企業保護目指す
- 2024/05/02 中国政府 再生資源業界の発展のために税制面での支援策を実施
- 2024/05/01 2024年4月LME銅相場&国内銅建値の推移 ロシア制裁など供給ひっ迫懸念で2年ぶり10,000ドル突破
- 2024/04/30 中国の銅製錬業界は多金属混合協同大製錬の優位性を発揮する必要がある
- 2024/04/30 中国における銅スクラップ市場現況 銅スクラップの回収・利用と展望
- 2024/04/30 LME Weekly 2024年4月22日-26日 銅は2年ぶり10,000ドル台へ
- 2024/04/29 アングロアメリカン、BHPからの買収打診に拒否を発表 企業価値を「過小評価」
- 2024/04/26 【貿易統計/日本】 2024年3月の電気銅輸出入推移一覧表
- 2024/04/26 【貿易統計/日本】 2024年3月の銅スクラップ輸出入推移一覧表