新着情報

2025/06/17   2025年4月アル...
2025/06/17   日本製鉄: USス...
2025/06/17   脱炭素の部屋#22...
2025/06/16   東京製鐵 2025...
2025/06/16   中国の研究者、塩湖...
2025/06/16   2025年1-3月...
2025/06/16   東邦亜鉛、豪Abr...
2025/06/16   動き出す「金属盗対...
2025/06/16   中国経済、5月は不...
2025/06/16   三菱ケミカル 三菱...
2025/06/16   アルミ合金&スクラ...
2025/06/16   レアメタル千夜一夜...
2025/06/16   レアメタル千夜一夜...
2025/06/16   元鉄鋼マンのつぶや...
2025/06/16   豪Livium社 ...
2025/06/16   政府系科学機関CS...
2025/06/16   環境大臣政務官が、...
2025/06/16   アーバンエナジーの...
2025/06/16   電子部品輸出入Re...
2025/06/16   光ファイバ輸出レポ...

豪州はリチウム供給をさらに伸ばし生産量世界一を2030年まで継続見込み -ベンチマーク新レポート

7月12日、Benchmark Minerals Intelligenceはリチウム産業に関する新レポートを公開し、他メディアからもこの報告書に関する記事が出ている。

 

 このうち豪ストックヘッド紙(7月13日)によると、Benchmarkはリチウム生産・供給量に関して、豪州が2030年まで世界第1位の座を継続すると考えており、また、今後10年間のうちに同国が世界のリチウム供給量の25パーセントを占める勢いであるとの見解を示している。

 

 同紙によれば、なかでも西オーストラリア(WA)州とノーザンテリトリー(NT)が主なホットスポットであるとのこと。ただし同時に、2030年までに供給されるリチウム全体の約75パーセントは依然として中国で精製されることになる、とも述べられている。豪州は有数のリチウム大国であり、近年では採掘だけでなく自国での精製・加工やバッテリー製造計画にも力を入れ始めているようだが、現時点での世界的な精製のメイン地域はやはり中国であるようだ。

 

 さらに、Benchmark社のウェブサイトには、“中国、欧州、米国におけるEVの需要増加が価格を過去最高に押し上げたため、豪州は今年、世界のリチウムの約半分を採掘する予定である”とも述べられている。

 

 

・Benchmark社のレポートはこちら(会員限定)

 

 

(A. Crnorak)

 

関連記事

関連記事をもっと見る