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大阪有機化学工業(4187) 半導体材料は好調持続も液晶表示材料関連の減速などで調整基調

半導体ArFレジストの原料モノマーで世界シェア70%を持つ同社の22/11期1—3Q決算が発表された。3Qの3ヵ月間では営業減益に転じている。半導体材料は好調を持続したが、液晶表示材向けの粘着剤やフォトスペーサーなどの在庫調整や原料高などが影響した。会社は通期見通しを据え置いており、半導体レジストモノマーの足元の基調には変化が無いものの、液晶表示材関連や原燃料高に対する価格転嫁の遅れから、4Qも営業減益は不可避の状況にある。
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