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自然エネルギー財団 日本と韓国との国際送電線網を提案する

 自然エネルギー財団は1月19日世界で活発な事業展開が実施されている国際送電線網に関し、既に実施されているケースや今後の計画などを紹介している。このテーマは日本には無縁だと感じていたが、なんと記事の中で日本と韓国との国際送電構想を紹介して呉れた。

 

 

 既に欧州では英国と北欧や欧州との間で活発な電力取引が実施されている。

 

 ノルウェー、デンマーク、オランダ、ベルギー、フランスの5ヵ国とイギリスの間に活発な取引が実施されており、更に価格面でも適度な価格競争を促している事が関係国の間で適正価格が維持されているように感じる。これまで電力は夫々の国の壁の中の政策的な価格であった。

 

 

 自然エネルギー財団はそんな政府間の壁を国際送電線網が打ち破る事を十分に理解している。それが次の図である。こんなに近い場所の国同士がもしも欧州の様に連携することで、東アジアの安定が保たれる協力関係が生まれる契機になる可能性が高まるかも知れない。同じ理由で台湾や中国とも東アジア地区はもしかしたら北朝鮮とも電力を共有する文化が地域のいがみ合いを捨てて理解しあう関係ができないだろうか。

 

 

 地球の温暖化を通じて地球の人達は自分の国だけでなく、たった一つの星の上の住民として協力し合う事にこの国際送電線網プロジェクトが役に立てば嬉しい。

 

 人が人を傷つけたり、殺しあったりする人間の愚かしさのレベルとお互いに少ないエネルギーを分け合う世界の違いは何だろうか。お金だけだろうか。それとも?

 

 

(IRUNIVERSE/Katagiri)

 

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