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室蘭工業大学・マテック リサイクルネオジムを使用したグラスを開発

 室蘭工業大学(室蘭市)と、総合リサイクル事業者の(株)マテック(本社北海道 杉山博康社長)は、共同で取り組んでいるレアアースリサイクル事業の一環として、リサイクル資源を使用した高付加価値商品「Re.Neo(リ・ネオ)」を開発・製品化した。

 

 製品化したのは、再び新しくという意味合いを込めて「Re.Neo(リ・ネオ)」と名付けたネオジム含有のグラスで、廃車となったハイブリッド車のニッケル水素電池をマテックの工場で破砕した後、その中からネオジムを抽出。これを小樽市のガラスメーカー深川硝子工芸に持ち込み、溶かしたガラスに混入後、金属棒で巻き取って成形する。これら一連の工程の統括は、室蘭工業大学希土類材料研究センターが行った。

 

 リサイクルネオジムグラス「Re.Neo(リ・ネオ)」

 

 

  

 

 「Re.Neo(リ・ネオ)」は、特定の光を吸収するネオジムの性質により、太陽光下では紫色だが、蛍光灯の下では水色に変化する。

 

 販売価格は税別16,000円。室工大カフェのTENTOやマテックのリサイクル製品販売ショップ「MATEC PRODUCTS、MATEC PRODUCTS STORE」のオンラインショップなどで1月15日から販売している。

 

 

(IRUNIVERSE ISHIKAWA)

 

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