新着情報

2025/06/16   東邦亜鉛、豪Abr...
2025/06/16   動き出す「金属盗対...
2025/06/16   中国経済、5月は不...
2025/06/16   三菱ケミカル 三菱...
2025/06/16   アルミ合金&スクラ...
2025/06/16   レアメタル千夜一夜...
2025/06/16   レアメタル千夜一夜...
2025/06/16   元鉄鋼マンのつぶや...
2025/06/16   豪Livium社 ...
2025/06/16   政府系科学機関CS...
2025/06/16   環境大臣政務官が、...
2025/06/16   アーバンエナジーの...
2025/06/16   電子部品輸出入Re...
2025/06/16   光ファイバ輸出レポ...
2025/06/16   産業用電子機器輸出...
2025/06/16   LME Weekl...
2025/06/16   東京製鐵の鉄スクラ...
2025/06/15   非鉄各社26/3期...
2025/06/15   中国鋼材在庫(6/...
2025/06/15   LMEの現物と先物...

室蘭工業大学・マテック リサイクルネオジムを使用したグラスを開発

 室蘭工業大学(室蘭市)と、総合リサイクル事業者の(株)マテック(本社北海道 杉山博康社長)は、共同で取り組んでいるレアアースリサイクル事業の一環として、リサイクル資源を使用した高付加価値商品「Re.Neo(リ・ネオ)」を開発・製品化した。

 

 製品化したのは、再び新しくという意味合いを込めて「Re.Neo(リ・ネオ)」と名付けたネオジム含有のグラスで、廃車となったハイブリッド車のニッケル水素電池をマテックの工場で破砕した後、その中からネオジムを抽出。これを小樽市のガラスメーカー深川硝子工芸に持ち込み、溶かしたガラスに混入後、金属棒で巻き取って成形する。これら一連の工程の統括は、室蘭工業大学希土類材料研究センターが行った。

 

 リサイクルネオジムグラス「Re.Neo(リ・ネオ)」

 

 

  

 

 「Re.Neo(リ・ネオ)」は、特定の光を吸収するネオジムの性質により、太陽光下では紫色だが、蛍光灯の下では水色に変化する。

 

 販売価格は税別16,000円。室工大カフェのTENTOやマテックのリサイクル製品販売ショップ「MATEC PRODUCTS、MATEC PRODUCTS STORE」のオンラインショップなどで1月15日から販売している。

 

 

(IRUNIVERSE ISHIKAWA)

 

関連記事

関連記事をもっと見る