三菱ガス化学 電子材料海外生産子会社の生産能力増強
三菱ガス化学株式会社(本社:東京都千代田区、社長:藤井 政志)、BT 積層材料の生産子会社であるMGC エレクトロテクノ株式会社(福島県西白河郡、以下、ET)の子会社である MGC ELECTROTECHNO (THAILAND)CO., LTD. (タイ王国 RAYONG 県 WHA EASTERN SEABOARD 工業団地内、以下、ETT)に おける半導体パッケージ用 BT 積層材料の生産能力増強を決定した。
同社グループは、国内の ET に加え、事業継続計画(以下、BCP)対応の観点からタイ王国に ETT を設立した。 これまで、ETはマザー工場として新製品の量産化、先端・高性能・少量多品種の生産を担当し、ETT は主に大量少品種の生産を担当し、グループ一体となって 2013 年から 2 拠点体制にて BT 積層材料のグローバルな供給体制 を構築した。
今後、あらゆるモノが繋がっていく社会の実現は必然であり、それを支える 5G、Beyond 5G、そして 6G といった通信技術が確実に進展していくこと、及び、当該技術によってやり取りされる膨大な情報を処理・保存する必要があること から、中長期における電子業界、半導体市場、ひいては半導体パッケージ市場の成長は確実視されている。
今回は、ETT に建屋を新設し、第 1 期工事と同水準の設備を導入することで ETT の能力を現有能力の約 2 倍と し、今後、半導体市場の成長と共に復活する需要に充分・確実に応え、また、新規案件を積極的に獲得することで同社事業の拡大を推進していく。
同社グループは今回の生産能力増強により、ET はマザー工場としての機能強化を図り、ETTは量産品の効率性 の高い生産体制を増強していくことを基本方針に、BCP の更なる強化を進め、今後もグローバルに拡大を続ける半導 体市場からの多様化する要求に迅速に対応すると共に、高機能な製品を安定的に供給していく。
(IR universe rr)
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