新着情報

2024/05/03   新旧民間航空機の受...
2024/05/03   民間航空機受注納入...
2024/05/03   日本製鉄:USスチ...
2024/05/03   MARKET TA...
2024/05/02   中国の三元系、LF...
2024/05/02   6月19日‐20日...
2024/05/02   東京製鐵:省エネ法...
2024/05/02   住友商事:アンバト...
2024/05/02   加パンアメリカンシ...
2024/05/02   6月19日‐20日...
2024/05/02   チタン:貿易統計と...
2024/05/02   EVバッテリーリサ...
2024/05/02   原油価格の動向(5/1)
2024/05/02   カザフスタン、金属...
2024/05/02   ゲルマニウム価格は...
2024/05/02   中国政府 再生資源...
2024/05/02   中国 自動車業界で...
2024/05/02   バナジウム電池は重...
2024/05/02   中国の原子力エネル...
2024/05/02   ローツェ(6323...

マレーシア、レアアース輸出禁止を策定か 外電報道、国内産業の振興優先

 ロイター通信などの複数の外電の9月12日までの報道によると、マレーシアのアンワル首相は9月11日、レアアース(希土類)の輸出禁止に向けた政策を策定すると明らかにした。禁輸の開始時期には言及しなかったという。

 

 ロイター通信によると、アンワル首相は、マレーシア政府は同国内のレアアース産業の発展を支援する方針だと話し、禁輸によって同国の利益が最大限に保証されると述べた。また、Mining.comによれば、アンワル氏は議会で「レアアース産業は、2025年までに95億リンギット(約3000億円)の富と延べ7000人の新規雇用を生み出すと推定できる」と指摘し、「レアアース資源の詳細な埋蔵地図が作成されて、上流、中流、下流の産業を組み合わせた包括的なビジネスモデルが確立されれば、マレーシア国内でレアアース供給網(サプライチェーン)を構築することができる」とも話したという。

 

 米地質調査所(USGS)の2019年のデータとして伝わったところによると、マレーシアのレアアース埋蔵量は3万トン程度と多くはない。ただ、マレーシア産レアアースは中国が加工向けに輸入しているほか、日本の経済産業省が出資するオーストラリアのライナス・レアアースも同国で事業を展開している。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る