新着情報

2024/04/29   世界の粗鋼生産量:...
2024/04/29   アングロアメリカン...
2024/04/29   週刊バッテリートピ...
2024/04/28   中国自動運転のポニ...
2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   MARKET TA...
2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   韓国2024年3月...
2024/04/27   タングステン輸出入...
2024/04/27   中国太陽光パネルの...
2024/04/26   東京製鐵:24/3...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...
2024/04/26   【貿易統計/日本】...

出光と日通 使用済み物流資材プラを油化ケミカルリサイクル実証実験開始

 NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社である日本通運株式会社(以下「日本通運」)と出光興産株式会社(以下「出光興産」)は共同で、使用済み物流資材プラスチック※1の再資源化(油化ケミカルリサイクル※2)に向けた実証実験を開始する。

 

 この実証実験では、日本通運の物流拠点で発生する使用済み物流資材プラスチックを原料として、出光興産の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン株式会社が、油化ケミカルリサイクル技術により生成油を生産する。出光興産は、この生成油を石油化学製品や燃料油の原料として利用できるかを確認することで、使用済み物流資材プラスチックの再資源化の可能性について検証する。


 将来的には、使用済み物流資材プラスチック由来の生成油を原料に、出光興産の石油精製・石油化学装置を活用して「リニューアブル化学品」や「リニューアブル燃料油」※3の生産を目指す。また、日本通運は自社の配送車両や拠点を活用した効率的な使用済みプラスチックの収集・運搬についての検討を進め、輸送時に発生するCO2排出量の削減にも取り組んでいきく。

 


当取り組みを通じて目指す姿

 

 NXグループは、2037年に迎える創立100周年に向けて長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」を掲げている。この長期ビジョン達成に向けて、経営計画では「サステナビリティと経営の統合」をコア戦略の1つと位置づけ、持続的な成長とステークホルダーとの共創による企業価値向上を目指している。また、サステナビリティビジョン「事業を通じて世界の人々のより良い暮らしと持続可能な社会の発展を支える」を策定し、循環型社会の実現に向けて、事業活動における廃棄物の削減と3R(リサイクル・リユース・リデュース)の推進、再利用可能な資材の活用や環境に配慮したサービスを提供している。

 

※1 使用済み物流資材プラスチック:物流業務において発生する使用済みの梱包材、養生材、輸送容器を指し、主なものとしてストレッチフィルム、エアキャップ、PPバンド、発泡スチロール、プラスチックパレット等が挙げられる。

※2 油化ケミカルリサイクル:使用済みプラスチックを油化して、生産した生成油を原料に「リニューアブル化学品」や「リニューアブル燃料油」を製造する再資源化の手法。

※3 リニューアブル化学品、リニューアブル燃料油:使用済みプラスチックを原料に油化ケミカルリサイクルを行い、生産した生成油から製造された化学品や燃料油のこと。

 

 

(IR universe rr)

 

 

関連記事

関連記事をもっと見る