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触媒資源化協会 国際資源循環の流れ止めずに

 6日、触媒資源化協会は都内の如水会館にて第257回例会、講演会及び新年会を開催した。講演会では、日本地ビール協会認定 ビアジャッジ/ビア・コーディネイタの伊藤宏行氏がビールを極める ~ほんの序の口~ 知る楽しみ・選ぶ楽しみ・飲む楽しみ、と題した講演を行なった。直接的に触媒資源化協会のメンバーに関係したテーマではなかったが、ビール党が多いためか?講演後の質問は多く発され賑わった。

 

 

 

 その後の新年会では安田会長(JX金属)が挨拶を述べた。年明けの能登地震、羽田の事故に触れつつ、最近の世界の資源囲い込み方向に懸念を示した。リサイクルは国際資源循環が重要、とのスタンスを強調した。鉱物資源は輸入に依存し、リサイクル原料でも、例えばescrapはかなり輸入が多い日本。三菱マテリアルは年間24万トンのe scrap処理を掲げているが、これを成すためには輸入前提である。

 

 また、輸出でも、国内需要、市場が無いなかでは、海外市場に販路を求めざる得ない。実際、いまも多くのリサイクル原料は海外に出ている。制限する必要のあるものもあるが。

 

 その時々の国際市場、需給に応じた柔軟かつ最適なリサイクルのためにも国際資源循環を否定するべきではない、という安田会長のコメントは現場現物現実を知っている実業者ならではの至極真っ当な意見だと感じた。

 

 

(iruniverse Yuji tanamachi)

 

 

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