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国際亜鉛協会IZA電炉灰のLCA評価を亜鉛製錬から鉄鋼部門へ移管予定

 2024年3月19日International Zinc Association(“IZA”)が日本の定期講演を日本鉱業協会と鉛亜鉛研究会が開催した。環境関係と市場関係のヂレクターが亜鉛に係る最新情報を丁寧に終日説明をして呉れた。環境に関する欧州規制は複雑かつその厳しい規制のフォローが困難になりつつある。その様な中でもIZAは約30人のスタッフで世界の環境規制を監視し、世界市場にも目を光らせて最新情報を発信している。

 

 今回の全体の講演概要は、別途2024年IZA市場連絡会 2年連続で対面にて開催 @日本鉱業協会 | MIRU (iru-miru.com)にて紹介済みであるが、講演の中で、特に注目するLCAに関する電炉灰(EAF Dust)のLCA情報は亜鉛製錬分野を調査してきたIZAから鉄鋼部門の廃棄物の分類の一部へ移管される事が決定する予定である。この決定ににより、電炉灰のLCAの管理は鉄鋼部門のLCAテーマとなることが確定的になっている。

 

 今回の決定は非鉄製錬特に亜鉛製錬業への影響は少なくない。と言うのは電炉灰は亜鉛製錬の原料では無く、むしろ電炉メーカーの取り組むべき産業廃棄物のテーマの一つである、若しくは電炉・高炉メーカの知能、知識及びこれらとは少し異なる世界の深遠なテーマである。

 

 

(IRuniverse Katagiri)

 

 

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