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インド、「重要鉱物サミット」開催 国内関係者一堂、経済成長受け世界のリーダー目指す

 インド鉱山省は4月29、30日の2日間、ニューデリーで、重要鉱物に関する大型会議「Critical Minerals Summit(重要鉱物サミット)」を開催した。政府と業界の利害関係者が一堂に会し、同国の鉱業に関する戦略と政策を話し合った。経済成長が加速する同国で、の重要鉱物産業を重視する姿勢を打ち出す。

 

■重要鉱物分野の世界的リーダー目指す

 

(インド政府ホームページから)

プレスリリース:pib.gov.in/PressReleaseIframePage.aspx?PRID=2019185

 

 サミットは鉱山省が、同国のシャクティ持続可能エネルギー財団(Shakti)、エネルギー・環境・水評議会(CEEW)、インド持続可能な開発研究所(IISD)と共同で開催した。インド当局はサミットの目的について、政府と業界の利害関係者に向け、重要鉱物の国内生産を加速するために必要な知識、つながり、ツールを提供し、インドの経済成長と持続可能性の目標を支援することだと説明。インドが重要鉱物分野の世界的リーダーとして浮上することを目指すとした。

 

■水深200メートルからの鉱床回収に取り組む

 具体的には、緑青鉄鉱(カリ)、リチウム・希土類元素(ラテライト)、クロム、白金族、グラファイト、グラファイトに関連するタングステン、グラファイトに関連する希土類(RE)、グラファイトに関連するバナジウムの8つの主要鉱物に関する技術セッションを実施。水深200メートル以上の深海底から鉱床を回収するオフショア採掘を巡り、オフショア採掘法の改正などの取り組みが行われているとの紹介があった。

 また、低炭素技術の必要性が強調されたほか、海外投資家を惹きつける上での規制の確実性、資金調達の枠組み、ESG基準の重要性についても議論された。鉱物埋蔵量が多いオリッサ州やアンドラ・プラデーシュ州などには、インフラ整備を含めた州レベルの介入が必要だとも言及された。

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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