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加パンアメリカンシルバー、ペルーの鉱山を中国・紫金鉱業に売却 460億円で

 カナダの金属・資源企業で米ナスダックとトロント株式市場に上場するパンアメリカンシルバーは5月1日、自社ホームページ上で、「ペルー西部に所有していたラアリーナ金鉱山などを中国金鉱最大手である紫金鉱業に売却する」と発表した。売却総額は2億9500万ドル(約460億円)。

 

 

プレスリリース:Pan American Silver Announces the Sale of La Arena for US$245 Million Cash Upfront and US$50 Million Contingent Payment - Pan American Silver

 

 紫金鉱業はラアリーナ金鉱と拡張部分の権益すべてを、紫金のシンガポール子会社などに売却する。紫金は現金で2億4500万ドルを支払った後、拡張部分の生産開始後に5000万ドルを追加で支払う。また、紫金は金鉱精錬所のロイヤルティとして、鉱山寿命の1.5%をパンアメリカンに支払う。

 

 パンアメリカンは今回の売却について、「中核事業の整理と経営状態の改善につながり、ロイヤルティの確保により将来的な鉱山との関係も維持できる良い選択だ」と説明した。

 同社は南米を中心に金や銀といった貴金属を主に生産する。ラアリーナ金鉱山については2019年に他社から買収後、当初は2021年とされていた鉱山寿命を探査により2026年まで引き延ばすなどして活用していた。同鉱山の金埋蔵量は343キロオンス、生産量は97キロオンスとしている。

 

 

ラリアーナ鉱山詳細

(パンアメリカンシルバーのホームページより)

 

 

(IR Universe Kure)

 

 

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